2週間前の鈴鹿のクラッシュから80%くらい回復してあまり行きたくない南アフリカへやってきました。
このウェルコムは、ゴールドラッシュで栄えた街で首都のヨハネスブルグから200km南下したところに
あります。ホンとに周りに何も無い所でナゼ毎年グランプリを開催してるのかが不明・・・。
さて、ここのサーキットの特徴はストレートが短くて最高速スピードの差が出にくいツイスティーな所なの
でKRにはちょっと有利なところ。が、年に数回しか使っていないせいか路面のホコリが凄い。
金曜の朝はとても滑り易くて危険。みんなでグルグル走ってラインを掃除して、路面コンディション
が安定してくるのは土曜の午後。
今回はサスペンションのセッティングもいい感じでまとまり予選は11位の3列目、充分にトップ10を
狙えるポジション。
決勝はスタートでちょっと順位を落としてしまい12〜13位を走行。目の前はビアッジ。なんかセッティング
が決まっていないのか全然曲がってない。何回か仕掛けてインから「スパッ」っと抜いてもその
後の短いストレートで「ブォォォ〜〜」とチカラ強く抜いて行く。何回かこんな事を繰り返しているうちに
僕のエンジンはパーツの一部が破損してオイルが漏れ始めていたらしい・・。
後ろにいたラコーニがレース後、ウチのチームに「オイルが3周位吹いててスクリーンがオイルだらけ
になっちまった」っと言ってたくらい。
そして7周目の最終コーナー、左にバイクをフルバンクさせた次の瞬間、空を舞っていた。
バイクから漏れたオイルがタイヤに着いたらしい。
素晴らしい(?)くらいの一本背負い状態で投げ出され着地失敗で右足のくるぶしを強打。
また今週も氷が手放せない1週間になりそうだ・・・。
ん〜〜こんなに壊れて投げ出されてちゃ身体がもたない(;_;)
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