バレンシア レインタイヤテスト

今回は、BSも初めて行うというレインタイヤのテストです。
イギリスから呼んだタンクローリーでコース上に水をまいてウェット状態を
人工的に造りだしてっと頭では分かっているもののどんな感じになるの
だろう?今回スペインのバレンシアでこのウェットテストをしたのですが
ここは年間340日晴れていてとても乾いている気候。路面温度も40度
っと、水をまいてもまいてもすぐに乾いてしまいタンクローリーの運転手
は僕がピットに入るとすぐにコースインして散水して、の繰り返しで同じ
コンディションを保ってくれた。水をまく範囲が2.5mなのでラインを運
転手に教えて走る所だけ濡れているという奇妙なシチュエーションだっ
たけど、しっかり濡れていてでビックリ。いいテストが出来た。収穫はか
なり大きかったっと思う。特に雨上がりの状況、今回のレースみたいに最
初ビショビショに濡れていて乾いてくるような状況にはとても強い。普通だった
らレインタイヤでちょっとでも乾いてくると全然走れないのだがBSレイン
は凄い!ガンガン行ける。これにはアーブさんも絶賛していた。

次回テストは10月17.18日イタリアのムジェロです。

ジャバジャバ〜っと、コース上を濡らして行きます。
しかし、天気が良すぎてすぐに乾いてきてしまいテスト
を始める前に4周、走り始める直前に2周、6周ずつ走
ったらまた2周水まいてっと、待ち時間がとても長かった。
26,000リットルのタンクローリーをなんと6分そこそこで
満タンしてしまうというクイックチャージシステム。
奥のダンプの荷台に水を貯めておいてスペシャルポンプ
で黄色のチューブを通してチャージ。