<Valencia GP>
1st A.Barros
2nd V.Rossi
3rd M.Biaggi
4th D.Kato
DNF NobuAoki
Championship 12th/63poits
いよいよ最終戦。
思い起こせば肌寒い雨の鈴鹿で開幕して以来8ヶ月16回の戦いは瞬く間に終わってしまった感じ。
歳をとるのが早い訳だ・・・。

前回オーストラリアで良かったセッティングのままバレンシアに持ち込んだ。しかし、これが全然ダメ
で一からやり直し。金曜日はまったくと言っていいほど攻める事の出来ないマシンに手を焼く。明くる
土曜日にはチーフエンジニアが一晩寝ずに考えたアイディアでエンジンの位置を10mm下げる事にし
た。これが効いて良い感じになってきた。予選は最後の最後にカワサキのPITTに道を塞がれタイム
アタックは失敗、16位。しかし、レースはコンスタントに行ける自信があったので問題無し。

スタートはまぁまぁ1周目を通過。そして1コーナーの入り口でマックおじさんがインからやや強引気味
に入ってきて2人ともラインを外れてしまった次の瞬間後ろに何かを感じて空を飛んでいた。

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自分でも何が起きたか把握できずコースマーシャルに担がれて救急車に乗っていた。救急車の中に
いるおじさんに「転んだの俺だけ?」って聞いたら「君だけ」って言われた。

医務室でレントゲンを撮られながらず〜っと考えていた。ライン外れたから滑り易いアウト側でアクセル
開けるの早かったかなぁ・・・それともリアブレーキかけ過ぎで横向いたか・・・・。

モーターホームに戻り休んでいるとベルギー人の友達が尋ねて来て「ラコーニが後ろに突っ込んできた
でしょ!」って。ラコーニだったのか・・・・。

あとで原田哲ちゃん聞いて呆れたけどラコーニのメカニックは元・哲ちゃんがいたチーム。哲ちゃんが
そのメカニックから聞いた話によると「アオキがブレーキを早く掛け過ぎて俺は突っ込んだんだ!」って
ラコーニは言い訳してたらしいが、メカニック全員が信じてなかったらしい。
なぜなら突っ込まれた所は、そろそろアクセル開けようかなっていうポイントだから・・・・。
明らかに彼のブレーキングミス。

ケガはムチ打ち+左足首の打撲。

ラコーニが謝りに来るかなって期待してたが、来なかったのでヤツの車の窓ガラスに「Fuck you!」っと、
ホコリになった所に指で書いてきてやった。
バカヤロ〜〜〜〜〜。
最終戦を走りきって1年を終えたかったに。

今年も1年応援ありがとうございました。