今回のコース改修について
鈴鹿サーキットはここ数年セーフティゾーン拡大の為、毎年のように改善改修に務めてきたと思う。デグナーコーナーを筆頭にダンロップ・S字・逆バンク、これらは確実にセーフティゾーンが増し安全性は向上した事を走行しながら実感する。しかし、今回の130Rを改修した「意図」が見えない。確かに130R自体は85Rと340Rの複合コーナーにし、コース幅1本分ずれたのでセーフティゾーンが増えた。だが、「スピード」も増している。130Rは4速で立ち上がりギリギリそのまま引っ張ってシケインに進入していた。この新しい複合コーナーは脱出速度が増し、5速にシフトアップするようになった。速度で言うと15〜20km/h増し。しかも、その先のシケインは緩くなったので進入速度も上がっている。その上、4ストのレースになってからは更に立ち上がりのスピードが増しているし、車重も重くなっているのだから何かに当たった時の「破壊力」は・・・。どういう計算したらいいかしらないが、10km/h と20km/hでの衝突の力は「倍」でなく「2乗」になると聞いた事がある。レース翌日、マックスが言っていた。「F1のシャーシーは年々安全性が向上していくのに、バイクは何一つと変わらない。むしろ4ストになってから危険度が高くなる一方だ」っと。今回、大ちゃんが痛い思いをした事を無駄にせず再発防止の為、南アフリカGP開催の前にMOTO・GPライダー集合しミーティングをする予定だ。