偉大なる草レース
「モテギのK-Taiに出ない?」っと、折原カメラマン(左から2番目)から誘われたのはモナコGPの時だった。そもそもK-Taiが何なのかさえ知らなかったが・・・。結成されたチームは岡田さん+哲ちゃん+僕+加藤さん(GTドライバー)+折原・松本カメラマンの超豪華メンバーチームにEIKOさんがカートを提供してくれ、澤田カメラマン(写真左端・自身もカートの全日本を転戦していて札幌でカートショップも営んでいる)のチームからバックアップを得てほぼワークス(?)体制で臨める事に。
土曜日に練習出来ると聞いて朝4時に起きてモテギへ。しかし台風10号が関東地方に接近していて時折り横殴りの雨。「濡れるの嫌だし、明日は台風一過で晴れ」というのは分っていたので練習をキャンセルしてホテルへ早々にチェックインして明日へ備える。翌日は晴天。45分の練習時間をみんなで分けると一人4周が精一杯。そのままレースへ。クジ引きでグリッドが決まるので150台中96番からのスタート。まず、岡田さんがスタートドライバーを務める。1周で30台位抜いてきたが2周目なんやらエンジンがパンパンと音と共に失速。いきなりトラブル??どうやら予想より気圧が高くメインジェットが小さすぎて燃料が薄かったようだ。10年振りにキャブをいじった。
左の写真は給油の図。一回の給油が5.5リットルと制限されている上にしゅぽしゅぽポンプ(←正式名称を知らない。ドクター中松が発明したストーブの給油に使うポンプ)で入れるレギュレーション。哲ちゃんと役割分担をこなす。「忠之は2周目が鬼門だなぁ〜」っと誰も触れられないジョークを岡田さんの親父さんが大声で笑い飛ばす(^^
メインジェットを交換した後は順調にラップを重ねて一時115位まで落ちたポジションをレースが終わった時には23位まで挽回したのだから毎周順位が上がる度にピットは大盛り上がり!この笑顔を見ればどれだけ楽しかった事か・・・!来年も是非参加したい。