今年はカンクン。
「カンクンに行ってみろ!」
いつも航空チケットを頼んでいる代理店に言われるがままにチケットを買って(いつもの地球1周チケットなので日本に帰る途中だったら追加料金ナシでリゾートに行ける。ちなみに去年は哲ちゃん夫婦とハワイだった)からBSのスタッフにガイドブックを買ってきてもらい調べたらどうやらとても良い所らしい。ブラジルGPの悔しさもそこそこに束の間のバカンス。
まぁ、着いてまず驚いたのはカリブ海のキレイさ。透明・澄んだ・・・初めてこんな海を見た。これでも9-10月は雨期だという。なるほど、ガイドブックに記載されていた宿泊料金より安い訳が分った。
写真はカンクンの対岸の島「イスラムヘレス」ちなみに発音で切るところは『イスラ・ムヘレス』。言いにくいのでついつい『イスラム・ヘレス』になってしまう。この島は何と言っても遠浅のビーチが素晴らしいぃ。
マヤ遺跡で世界遺産に登録されているチチェン・イッツァ。ジャングルの中に突然現れるこの遺跡は多くのナゾに包まれたまま。このピラミッドも「マヤ時代の王様のお墓じゃないか?」と言われていて何一つ証拠が無いので断言出来ていないそうだ。
日本がまだ古墳の時代にここマヤでは天文学も進んでいて、昔にもハンパじゃなく頭の良い人がいたんだなぁ、っと感心するしかない。
この遺跡ツアーには「純粋なマヤ人のお宅訪問」っというのも含まれていて、ガイドさんがとても興味深い話もしていた。
写真に写っている夫婦が典型的なマヤ人夫婦。背が小さく顔が丸いのが特徴。しかも蒙古班があるらしいのだ!ガイドさんもモンゴル人にもあるのは知っているが、それが何故マヤ人と共通しているかもナゾだとか。
それにしても黒いなぁ〜、俺。マヤ人にも負けてない(−−

今回「人との出会いに恵まれた」旅だった。
一つはイスラ・ムヘレスのツアーへ行った時。メキシコ人のとても感じの良い夫婦とボートで一緒になり、向こうは英語はゼロ、こっちはカタコト・スパニッシュ(イタリア語変換)で身振り手振りで意思疎通。島巡りも夫婦のスリップ(ストリーム)に入っていい所を案内してもらっり、一緒にランチを食べてくれたりとても親切。しかも帰りは彼らの車でホテルまで送ってもらいホントに感謝感激。

もう一つは遺跡ツアーで知り合った日本の人たち3人。1人は同じツアーで知り合って、もう2人は違うツアーで来ていた親子。先の子は「明日ご飯でも食べようよぉ」って帰り際に約束。
っが、その晩遅い夕食を食べ終わりレストランの窓から見えた光景はお土産屋で偶然に再会するその子とその親子だった。
「これは会う運命なんだ」っと思い急いでチェックを済まし合流した。「本当に初めて?」っと自分も皆も疑いたくなるくらい会話が弾み、メキシコ人も真っ青な勢いで笑って騒いだ。結局2晩一緒に食事した。
2晩目は明日出発だからという理由で「メキシコらしく」テキーラ(アルコール度36%)をみんなで1本開けた。朝早いフライトだったのでまだ酔いが醒めぬまま空港に行ったら荷物検査のオニぃさんに「夕べはテキーラ飲んだろ?」と聞かれてしまった・・・。