もうまったく、全然安くない 　共産圏だった頃、ブルノの街はもっと閑散としていて、古〜いシュコダ（チェコの車メーカー）かトラバント（東ドイツ製）しか走っておらず、普通のドイツ車レンタカーでこの国に入ると少なからず優越感を覚えたのだが、10年経った今は西の欧州各国と何も変わらないクルマ事情。時には日本でもあまり見れないアストンマーチンやコブラ！も走っている。すっかり経済大国のようだ。もちろん国の経済力も大幅に上がっているみたいでブルノの街中は工事の嵐。 　驚いたのはホテルの宿泊料金。前はGP価格でも（ウィーク中は倍の値段になる）1万5千円前後だと記憶していたが、チェックアウトの時に手が震えた。だって宿泊料金だけで6泊約30万！ 　ユーロにつられてチェコクローナが高い通貨になってしったのも１つの要因だけど30マンはないよなぁ・・・・。 　前回ブルノのテスト行った際、サーキットへの道のりを書いて某ブレーキメーカーのOさんに「いや〜助かりました、ブルノへGPの時に行くので参考になりましたよぉ。ノブさん最高ぉ」と、言われ人の助けになって良かった！と思った瞬間だった。 　でもすみません、新しいルートを開拓してしまいこっちの方が30分速かったです（苦笑） 　行く直前にチームのSさんから「スロバキア経由の道で行くといいみたいよ」と情報をゲット。 　スロバキアってまだ共産圏かなぁ、ビザ必要かなぁ・・・と、新しい所に行くみたいに少しドキドキした緊張感は良い意味で裏切られ国境もノーチェックでパス。 　怪我が続いていたロリスが初表彰台を獲得し、チームとしては３戦連続。全てがやっと上手く回り始めてきた感じがある。 よかった、よかった・・・・ ２日間のテストを必死にこなし・・・・・ そんな感じにも見えないでしょうが、一生懸命走ってますよ！ 　いつの間にかターミナル５（！）が完成していたロンドン・ヒースロー空港。イギリス人に言わせると、開港した直後にサーバーがダウンして、預け荷物がどこに行ったか全く分からないという事態があったそうでかなり不評の様子。 　でもBA（ブリティッシュエアウェイズ）同士の乗継だったら待ち時間も少ないしスムーズで最近は気に入って使っている。