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2年ぶりのMotoGP |
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テストライダーとしての仕事も楽しいが、やっぱりレースはもっと楽しい
2年振りワイルドカードに出場させてもらった収穫は大きかった
2008年型のプロトタイプで今回出場するのをマスコミに対して
自分なりにボヤかして来たのだが(企業秘密保持?)
プレスリリースで大々的に発表されていたので
ちょっと拍子抜けした・・・・・
「現行型よりも良い可能性がある」と、思ったので無理を承知で
レースグループの主任に直談判し、OKをもらって
今回の事の運びになった
この新しいバイク、テストコースとモテギのみで試した
だけなので不安と期待が入り混じる
駆け引きなしに金曜日の朝から全開走行
積極的に他メーカー・ライダーと一緒に走り、市場調査
新しいバイクはトップスピードが凄く伸びて
トップ5を常にキープ
土曜の予選にちょっとしたトラブルが発生して
ブービー賞に沈んだが決勝への自信はあった。
スタートグリッドで、Proton時代のチームメイト
カーティスが寄ってきた
「ヘィ、ノブ。スズキに行ってもあの時(Proton)と
グリッドが変らねーなぁ」
ニヤっと笑って返したが「すぐにブッちぎるからな」
と心の中で叫んでおいた・・・・
スタート直後に数台まとめて抜き、チェカを抜き13位へ。
でもタイヤがタレてくる7周目、痛恨のコースアウト
3秒のロスタイムの間に再びチェカ、真矢にかわされた
3台の集団だったので無理せず時を待った
真矢の左ふくらはぎの後ろに漢字で
「真矢」と入っているのを見て、なんかオシャレだなぁ
と妙に感心している自分がいて、とても冷静だった。
9周目に真矢を、15周目にチェカを抜き最後まで全力で逃げ
最後はサインボードを振って応援してくれたメカニックに
右足を上げて応え、13位でチェッカー。
目標のTop10には及ばなかったがテストだけでは
得られない貴重なデータを沢山蓄積出来たし
これからの開発の糧を発見した事が一番の収穫だった。
応援ありがとうございました!
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ノリックの事で沢山のメールを頂きました
自分の追悼文で「気が和らいだ」との意見を見た時に
自分もナンだか気がまぎれたというか、救われた感じでした
BBS、ブログなどもっと気軽に意見を書き込むスペースは
あえて設けておりませんが、頂いたメールは心して拝読してます
なんせ筆不精なので返事こそ出来ませんが
皆さんの応援メールはパワーの源です!
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