辛すぎる時期、再び。
3週間といういつもより短めの夏休みの間にワークショップは無休で動いてたらしい。

直前の火曜日にいつもの飛行場でテストをしてからブルノへ持ち込んだ。新しいカムシャフトで約15馬力アップ。しかし、これはおじさんの1台のバイクにしかついていなかったので僕のは若干パワーアップしたエンジンしかなかった。

馬力がモノを言うブルノでは超過酷。

それにエンジンブレーキを抑えるシステムの開発も遅れてて2速で曲がるコーナーを3速で走るしかない。2速に入れた瞬間にリアがロックしていつまでもカウンター状態から抜け出せないので苦肉の策だ。もちろん立ち上がりは「ボエェェェェ・・・」っと言って加速はイマイチ。まぁそれでも何とかコーナースピードを稼げるので日曜の朝までには言い感じになってきた。

しかし、レースがスタートするとすぐにエンジンが息つきをし始めた。予想もしない所で起きるものだからヘルメットをステアリングヘッドに当って危うく舌を噛みそうになった。

それでも何とか我慢していたがエンジンも回らなくなってきて、完全に壊れる前に止めようと決断してピットに入った。

来週もまたテストするんだろうなぁ・・・。